友愛塾と言論統制、道江への思い等々。下村湖人氏自身は第六部、第七部まで書きたい意向を持っていたが、かなわず次郎物語最終部となった。読んでいて比較的初期の松下政経塾時代を思い出した。当時の塾頭は京都大学の教育学部の出であり、今思うと次郎物語の影響を大きく受けていると感じた。
中学時代に読んでいたにもかかわらず、松下政経塾が次郎物語の世界に近いことを当時感じていなかったことが少々悔やまれる。また、五部で最後になると思うとなんとも悲しい。本当に素敵な本で下村湖人先生に感謝したい。
★★★★★
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