明治から昭和にかけての短編小説を時系列に並べ、その時代を象徴する作品によって近代小説の歴史を振り返ろうということで、全部で6冊ある。
明治扁はともかく読みにくく注釈も多かった。
「細君 坪内逍遥」「くされたまご 嵯峨野屋おむろ」「この子 山田美妙」「舞姫 森鴎外」「拈華微笑 尾崎紅葉」「対髑髏 幸田露伴」「こわれ指輪 清水紫琴」「かくれんぼ 齋藤緑雨」「わかれ道 樋口一葉」「龍たん譚 泉鏡花」「武蔵野 国木田独歩」「雨 広津柳浪」の12作品