第12夜「首里の馬 高山羽根子」

沖縄の話で、芥川賞受賞作。なんだか面白そうだと、推薦されるまま読むことにした。

『問読者 それが未名子の仕事だ。沖縄の古びた小さな郷土資料館で資料整理を手伝う傍ら、世界の果ての孤独な業務従事者に向けてオンラインで問題を読み上げる。未名子は、この仕事が好きだった、台風の夜に、迷い込んだ宮古馬。ひとりきりの宇宙ステーション、極地の深海、紛争地のシェルター。孤独な人々の記憶と、この島の記録がクイズを通してつながってゆく。絶賛を浴びた芥川賞受賞作』(新潮文庫)

僕には芥川賞の受賞作品の読み方が出来ていないのだろう。リアリティから離れていると興ざめしてしまうことがある。そこはそういうものと割り切ってその世界観を楽しむべきなんだろうが。読みごたえはあったと思う。

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