第22夜「富豪刑事 筒井康隆」

筒井康隆氏の本は気にはなりつつも縁がなかったところ、10年ほど前に同氏原作の映画「パプリカ」(今敏監督)を見て感銘を受けた。そしてそのパプリカに登場する夢の世界の入り口になる「Bar radioclub.jp」にあやかった「radioclub.jp」のドメインを取得し、ラジオで声優応援番組を始めた。つまり、筒井康隆氏がいなければ私のラジオ人生もなかったのである。そうしたところテレビやアニメで「富豪刑事」が放送されて、面白かったので原作を読むことにした。

キャデラックを乗廻し、最高の葉巻をくゆらせた富豪刑事こと神戸大助が、迷宮入り寸前の5億円強奪事件を次々と解決してゆく。・・・。(新潮文庫)

原作とドラマの違いを気にしつつ読んだ。ドラマの方がおもしろかった。娯楽として読むにはいいと思う。

 

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