第6夜「エヌ氏の遊園地 星新一」

星新一氏の作品は、ほとんど読んだと思う。学生時代、友人と貸し借りをしていた。 ショートショートのSFで、どれを読んでも似たような感じがしていた。「ボッコちゃん」「おーいでてこい」などは僕の学校ではなかったが教科書にもあったような気がする。手軽に読めて『本を読んでます』的なポーズも取れるのでなんだか得した気分に当時はなっていた。今回は僕が中学生に戻ったくらいの感覚で、「エヌ氏の遊園地」を手に取った。

『卓抜なアイデアと奇想天外なユーモアで、不思議な世界にあなたを招待するショートショート31編』(新潮文庫)

昔読んだ時に感じた面白さがあった。年をとっても人間はそう変わることもなく、同じような感想を持つものだと実感した。でも、星新一氏の作品はたまに読むくらいがいいのかもと思う。

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