日本近代短編小説選で、「鯉 井伏鱒二」を読んだら、「山椒魚」が読みたくなった。山椒魚がデビュー作とは知らなかった。
「朽助のいる谷間」「岬の風景」「へんろう宿」「掛け持ち」「シグレ島叙景」「言葉について」「寒山習得」「夜更けと梅の花」「女人来訪」「屋根の上のサワン」「大空の鷲」
一つ一つの作品が味わい深い。繰り返し読んでもいいと思える。