この作品を読むまで俊寛のことはあまり知らなかった。菊池寛氏は、倉田百三の戯曲「俊寛」が執筆の契機となったいうが、この作品に触発されて芥川龍之介も「俊寛」を書いているという。その連鎖が興味深い。確かに、3人流刑となり、2人だけ帰還したとしたらそこに何らかのドラマが生まれるだろう。逆境と言えばこれほどの逆境はない。その中でいかに生きるかということか。逆境をそれほど知らないわが身からは想像もできない。
★★
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