2021年本屋大賞1位ということで本屋のPOPに推薦されるまま読んでみた。
『52ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一頭だけのいクジラ。何も届かない、何も届けられない。そのためこの世で一番孤独だといわれている。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、愛の物語が生まれる。』(中公文庫)
児童虐待をテーマにした小説。読んで、心に残る話。面白い方だと思う。2024年に映画化されるそうだが、納得する。