第57夜「クリトーン」プラトン

ソクラテスの弁明でも投票の結果死罪となったが、友人クリトーンから脱獄を持ちかけられて、それを自分の論理でもって否定して死刑を受け入れる話。

脱獄を拒否する気持ちはわかるが、実際の世の中では超法規的措置はいっぱいあるし、必ずしも法律が全てではないという気がしている。現代でもそう感じるので古代ギリシャではもっといろんな意味で不備がある気がする。しかし、死を受け入れることでソクラテスがより神話になった。

 

★★

 

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